流行語大賞
年末が近づき今年を総括する
様々な発表があるこの時期。
流行語大賞もそのひとつ。
YOHAKU studio フォトグラファー清水が
写真の視点から気づきを語ってくれました。
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今年もまた流行語大賞が発表された。
世代間で認識の差がある言葉からどの世代にも通じる
今年を印象付ける言葉まで様々。
流行語の中には文字通り来年になれば流れて行く言葉もある一方、
そのまま新しいスタンダードとして残り続ける言葉もある。
早く熟れたモノは腐るのも早いというが、
果たして今年の流行語の行方はどうなるか‥。
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言葉と同じように写真にもトレンドやスタンダードがある。
わかりやすいのは構図や色味だろうか。
写真を扱う場所もinstagramなどのあたらしいフォーマットを介する機会も増える中、写真スタジオとしてのYOHAKUstudioもトレンドやスタンダードにどのように対応していくのが自分たちらしいのか考えることが多い。
トレンドはある世代とのマッチングを高める替わりに、別の世代には共感を得にくい。
今年の流行語でいえば「ぴえん」を理解できるかできないかのラインがそれにあたるのかも。
かといってトレンドを完全に無視することもできない。
なぜならニュースタンダード誕生の可能性も同じようにあるから。
だから世の中や時代がいまどんな形になっていっているか、または、なっていく可能性があるのかは常に気をつけて見ている必要がある。
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とはいいながらもYOHAKUstudioが1番大事にしている部分は、あくまでもコンセプトにある【いっしょに写真をつくろう】。
構図や色味などのトレンドが出やすい部分は周辺視野に入れながらも、
参加する全員が自分ごととして撮影に向きあえるための効果的な「装置」をしかけ、
出来上がった写真がトレンドよりもスタンダードよりも、
『あたらしい自分たちらしさ』として
見えるように、YOHAKUstudioからみなさんにどんな余白のありかを提案していけるか、企みを続けたい。
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撮影自体をずっと大切にしてきたYOHAKUstuduo
今回、写真をご紹介させご紹介させていただいたA様にも撮影の時間が「宝物」で
あったとの言葉をいただけ嬉しく思います。
年末までの期間も多くの撮影の機会をいただいています。
どのような撮影が待っているのか、私たちも楽しみです。
YOHAKU studio
good life with kusunokiclub