いつまでも変わらない思い

2020/11/14

11月に入り、週末になると神社境内は

たくさんの七五三参りのご家族でにぎわっています。

 

3歳と5歳と7歳の節目で、子どもの成長を祝う「七五三」。

 

その歴史は古く、起源は平安時代までさかのぼると言われています。

現代のように医療が発達していなかった時代では

幼い子の死亡率がとても高く、

「7歳までは神の子」と言われていたそうです。

3歳までに無事に成長したことを祝い、

その後5歳、7歳と成長の節目となる儀式を

行ったことが、七五三の由来とされています。

今のような形になるまで様々な変化はありますが、

子どもの成長を祝い幸せを願う気持ちは

変わらないからこそ、

今も残る日本の伝統行事なのではないでしょうか。

 

そんな、にぎやかな秋の八幡宮では毎週末、

結婚式も執り行われています。

 

先日のご結婚式は、神前式とご親族様だけのご披露宴でした。

 

白無垢に身をつつまれたご新婦様。

古来より日本では、白色は太陽の光に例えられ、

神聖な色として婚礼の衣裳にも使われていたそうです。

 

そして、白無垢姿のご新婦様と紋付袴姿のご新郎様が、

ご親族様と花嫁行列となり神殿へと向かわれる

参進の儀を行われます。

 

「参進の儀」における”さん(三)”とは、

過去・現在・未来が合わさる、

三位一体を表していると言い伝えられています。

花嫁行列の行き先には、

神様が待ち受ける神殿があることから

”未来”の安泰が象徴されています。

そして、ゆっくりと神殿に向かう新郎新婦様は

”現在”です。

そんなご新郎新婦様の後に続き、

ともに歩くご親族様は、

おふたりの”過去”を支えた人たち。

 

親御様やご兄弟、親戚のみなさま。

これまで大切な方に支えられ、生きてきたことを

実感するのではないでしょうか。

 

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神前式のあとには、色打掛へお色直しをして、

ご親族様との披露宴。

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身内の方々だけだからこそ、

新郎新婦様も飾らず自然体です。

会場では色々なご家族様の声が聞こえるなと感じます。

 

御両家の新しい絆が生まれた、

お父さまたちの楽しい乾杯。

 

お姉さんの美しい花嫁姿を見て感激の声と、

嬉しそうに写真をとるご姉妹。

 

お孫さんの結婚を心から喜ぶ、

おばあさまの嬉しい涙。

 

 

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結婚式を迎えられる新郎新婦様の

お父さま、お母さまも、

七五三のときと同じように

子どもの成長を心から祝い

幸せを願っているのではないでしょうか。

 

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変わらない、親から子どもへの愛情。

 

新郎新婦様が

大人になった今だからこそ、

お父さんお母さんへの感謝の思いを

言葉にして、形にして

伝えることができます。

 

そして、お父さまやお母さまが、

その思いを感じることができる”結婚式”とは

とても素晴らしい伝統的な文化なのだと思います。

 

楠倶楽部